日日是好日 | 台湾人女性を妻にもらった日本人男性の日々小言

台湾人妻の鶏の食べ方が非常に美しいと感心する件。でも画像は骨だけなので閲覧注意か?

つまと交際がスタートした頃、驚いたことが。
それは、ふたりで某フライドチキンのテイクアウトを家で食べていたときのこと。

両手を使い、胸肉をばきっと二つにへし折り、骨を関節から外し、口へ。
口から出てくるのはきれいな小骨。
べきっとあばらを折ると、それを口へ。
口から出てくるのはきれいな小骨。
身は残されることなく彼女の胃袋へ。

鶏世界の賞金首No1『白髭の悪鬼』はさぞかしご満悦だったかもしれませんが、
わたくしはというと、戦慄を覚えたのはいうまでもありません。

なんだこの目の前の生きものは。
そんなことを思った記憶があります。
同じことを感じた台湾人とお付き合いをされたことのある日本人の方も多いかと。

だってですね、何も残らないわけです。
骨だけになってしまうのですよ、あの某フライドチキンが。
アニマルプラネットなどでよく放送されるライオン密着番組で出てくる骨だけになったガゼルさん。
まさにあんな感じ。

さて、前置きはこの辺にして、本題へ。
ここから先は、見る方によっては大変お見苦しい写真となりますので、一応処理を。
クリックするとちゃんとした画像をご覧いただけるようにしました。
※画像は台湾でおそらく普通に販売されているであろう揚げ物の画像です。

まずはこの写真を。

これが何かおわかりでしょうか。
モザイクをかけた方が閲覧注意っぽくなるのは、わたくしが見慣れているだけなのか。

いなごの唐揚げ?
からっと揚がっておいしそう?
細く、くの字に曲がった部分が脚に見える?

いえいえ違います。

つまがネックと呼び、愛してやまないこの食べ物。
ネックです。
鶏のネックです、たぶん。

なぜたぶんなのか。

先日のこと。
偶然入ったお店で、鶏のネックなる商品が。
喜んでもらえると思い即座に購入。
車で待つつまに献上します。

わたくし「ありました。日本でもありました鶏のネック」
つま  「………真的嗎?」
わたくし「真的」

袋をのぞき込むつま。

つま  「あー………こっちのネック、あー」

つれない返事。何かが違う模様。
袋からほくほくのネックをつまみ上げるつま。
確かにわたくしが知っているネックとは違うそれ。

つま  「これ違う。買うとき、確認してから買う」
わたくし「あい、いいです。僕が食べますので」
つま  「なんで?」
わたくし「違うんでしょ? あっ」

かぶりつくつま。
食べやがった。
文句言ってから食べやがった。

一袋食べ終えると、美味しかったのか、もう一袋買うために自ら出陣。
揚げたてのネック二袋目に手をかけるつま。
おそらく10羽分以上の鶏のネックがつまの養分に。

このとき買ったネックは、『鶏 ネック』などというキーワードで検索すれば出てくる代物。
文字通り首。円柱状のデロンとした首の部分を揚げたもの。

さて先ほどの画像。
つまが台湾に帰ると真っ先に買いに行くか買ってきてもらう食べ物。
じつにきれいに食べるのです。
食べ終えたあとの写真がこちら。

ここから先は、見る方によっては大変お見苦しい写真となりますので、一応処理を。
クリックするとちゃんとした画像をご覧いただけるようにしました。
※画像は食されて骨になったつまが愛してやまないネック。

あのいなごみたいな食べ物のどこを食べたら、この骨だけになるのか。
不思議です。非常に不思議です。
おそらく台湾の方ならば、誰もがこのように食べることができるのでしょう。

このネックと呼ばれる料理。
台湾ではポピュラーなのかレアなのか。
B級なのかはたまた高級なのか。
まったくもって不明。
わたくしは、つまが文字通り『貪り食らう姿』を見てるだけ。
食べたことがありません。

おそらく、この料理。
ネックはネックでも、中が空洞の筒状なので、想像するに食道だと思うのです。
食道もネックといえばネック。

どこの部位なのか。
いやはたして鶏の部位なのか。
それすらも不明。

ただ言えること。
つまは鶏を非常にキレイに食べるのです。
きっと台湾の方はみなさん鶏を綺麗に食べるのだと思います。
素晴らしい、見事。

台湾のお知り合いの方がいらっしゃるのであれば、是非、いっしょに某ブライドチキンへ。
食べ方を教えてもらうとよろしいかと。

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