日日是好日 | 台湾人女性を妻にもらった日本人男性の日々小言

食べられる前に食べろ!台湾産マンゴーの季節再び2015

さて、またこの季節がやってまりました。
ブログ開設から何年目になるでしょうか。今年も届きました例のやつが。
余談ですが、只今午前2時。3時間ほど前からカラスの鳴き声が聞こえるのは幻聴なのか。

もうかれこれ一カ月ほど前になるでしょうか。

つま  「買って」
わたくし「いかほど?」
つま  「ライチ1箱。マンゴー2箱」
わたくし「是」

こんなやり取りでぽちっとして購入。
途中、待ちきれなくなったのか、なぜかわたくしに催促が。

つま  「連絡きましたかー?」
わたくし「6月中旬くらいですって」

後日。
つま  「市場で台湾産マンゴー売ってたんですけど、まだですかー?」
わたくし「ですから、6月中旬くらいですって!」

そのまた後日。
つま  「わたしのマンゴーとライチ、まだですかー?」
わたくし「もう発送してます。明日か明後日に届きます」
つま  「ばかやろう。どうして言わない!」

どこかに連絡をするつま。
いやな予感しかしない。

そしてライチが先に到着。

いつものです。
毎年この箱。決まってこの箱。
日本で生活されている台湾の方にはおなじみのこの箱。
中にはライチが。

さっそくジップロックに小分けするつま。
小分けしたそれを冷凍庫に入れると、残ったライチを冷蔵庫に。

すぐ食べないのか?

いつもより早めに、子供を寝かしつけて足取り軽く戻ってきたつま。

つま  「ライチライチ」
わたくし「………」

わたくしの前でむさぼり食べるつま。
殻と種がみるみる増えていきます。
するとつまから意外な一言が。

つま  「食べるか?」

おっ!

わたくし「いいの?」
つま  「ひとつあげる」

もうですね、夢中でして。
親指の爪をライチに突き立て、殻をむいてその半透明の身を口に。

つま  「どうした?」
わたくし「………ライチってこんな味だっけか?」
つま  「返せ。わたしのライチ返せ」

もうもらえない。今年だけじゃなくて来年もきっともらえない。
次の日の午前中、ライチ宅配の運転手となり、つま友人宅へ。
ライチさんさようなら。

遅れること数日後。マンゴーも到着。
おなじみではないこの箱。
前の箱の在庫がなくなり新調したのか。

中身はこちら。

こちらは毎年変わらず。

さっそく毎年恒例、かき氷onマンゴー練乳かけをつくるつまとむすことむすめ。
ひとり上階で作業をするわたくしのもとへつまが。

つま  「食べるか?」

おっ?

わたくし「いいの?」
つま  「ひとくちあげる。あーー」
わたくし「あーー」

なぜか歯医者さんでの一こまに。
練乳かけのカットされたマンゴーと削られた氷。
美味。
去っていくつま。
いいのです。ひとくちだけでもいいのです。

そして次の日。マンゴー宅配の運転手となり、つま友人宅へ。
今年のマンゴーさようなら。
また来年。

食べられる前に食べろなんていつまでたっても無理な我が家。
この夏、台湾に行ってやまほど食べたいと願う今日この頃。

モバイルバージョンを終了