ずっと前の記事で、マンゴーの記事を書いたことがあります。
フルーツ箱でとどく
かき氷とマンゴー
こちらの記事なのですが、今年もこの季節がやってきました。
日曜の昼下がり。
つまがいそいそと支度を始めます。
毎週日曜日は買い物の日。
家族でスーパーに行き、食材を購入して一週間に備えるわけです。
ただ、いかんせん計画性のない買い物。
木曜日頃には、食材が底をつくというスパイラル。
愚痴はここまで。
いつもならば、行き先は車に乗ってから、つまに聞きます。
新聞を購読しておりませんので、広告などもなく、その日の気分でつまがスーパーを決めるわけですが、先日は行き先が決まっておりました。
つま 「今日は西友さん」
わたくし「あい」
昨日は、車中でどこへ行くか決まらず『イラっ』とすることもなく出発。
西友さんへ向かいます。
そこそこ距離はあり、途中、子どもたちが寝てしまいましたが到着。
子どもたちを起こします。
スーパーにはいると、さっそく果物売り場を物色するつま。
果物を買わない日はありません。
季節のフルーツだけではなく、季節外のフルーツでも、食べたいものを購入します。
値段に糸目はつけません。
この辺は台湾人らしいところと、わたくしはいつも思ってしまいます。
台湾では、訪問する先々で、フルーツが出されたりします。
マンゴーはもちろん、蓮霧(レンウー)や釈迦頭、芭樂(グアバ)などなど。
南国と言うこともあってか、果物は身近にありますし安価。
お義母さんは、果物によって、購入するお店を決めている模様。
こちらはスイカ専売店。
士林区の士東市場すぐそばにあるので、車で買いに行きます。
購入した西瓜。花蓮産です。
おいしい西瓜でした。
さて、話がそれました。
いつもよりも入念にチェックしているのか、買い物かごは空のまま。
三周目のチェックが済み、四周目に入ろうとしたところで、声をかけます。
わたくし「早く選びなさいよ」
つま 「ないの」
わたくし「何が?」
つま 「マンゴー」
わたくし「さっき見たぞ」
つま 「あれ、メキシコ産」
わたくし「………」
つま 「まだ、少し早かったかも。これくらいの時期にはあるんだけどね、台湾産のマンゴー」
そうです。
台湾産マンゴーを買うために西友さんだったわけです。
結局、ほかのフルーツを買い物かごに入れ、いつもと変わらず買い物は終了。
帰りの車中。
つま 「今年はね、マンゴー買ってないの」
わたくし「毎年恒例のやつ?」
つま 「そう」
わたくし「なんで?」
気軽に聞いてしまったことを後悔しても、時すでに遅し。
何かにふれてしまった模様。
つま 「一箱7500円もするの! 二箱も買えないの! 稼いでこいや!」
わたくし「………どぅえいぶーちー」
つま 「バカにしてんのか、おい、バカにしてんのか」
確かに自営業者。稼げと言うのもごもっとも。
購入した一箱は、わたくしの実家用。
毎年お中元代わりにつまが送っているのです。
どこかで台湾産マンゴーを見かけたら、必ず買って帰ろうと思った日曜日の昼下がり。
暇を見つけてスーパー巡りをしたいと思います。