毎年のことなんですが、我が家には、台湾のフルーツが届きます。
台湾といえば、南国。
南国といえば、トロピカルなフルーツなわけです。
毎年、職場におじさんが来るそうです。
素性は不明。
つまは知っているのかもしれませんが、わたくしは知りません。
そのおじさん、彼女の職場に、台湾直送のマンゴーを売りに来るわけです。
いまでは、スーパーなどでも購入できるマンゴー。
でも、台湾産はほぼ皆無です。
まるでみたことがありません。
メキシコやブラジルが多いでしょうか。
そんな彼女が、毎年ついつい買ってしまうマンゴー。
毎年、むさぼり食べるつまとむすこ。
実家や友人におすそ分けし、わたくしの口に入ることのないマンゴー。
ここまで書いたのですが、今回はマンゴーの話ではありません。
これです。
そう、ライチです。
数日前の夜のこと。
帰ると食卓には食べ散らかしたライチの残骸が。
わたくし「どうしたの、この残骸」
つま 「食べた」
わたくし「いやいやいや、そうじゃなくて」
つま 「届いた」
わたくし「いやいやいや、どこで手に入れたのですか?」
つま 「買っていいって言ったから、買った」
数カ月前のこと。
帰ると食卓にはライチとマンゴーのチラシが。
わたくし「今年もこの季節ですか」
つま 「今年はライチもあるんだって」
わたくし「そうですか」
つま 「珍しくない?」
わたくし「買えばいいじゃない」
つま 「マンゴーも買うし………」
わたくし「どっちとも買えばいいじゃない。それよりメシ」
忘れていたわたくし。
3kg5000円のライチ。
イガイガがあるのでおそらく新鮮なまま届いたのでしょう。
ジップロックに小分けされ、彼女の友人たちへおすそわけ。
わたくしの口に入ることのないライチ。
さようなら5000円、いやライチ。
ライチとマンゴー、わたくしの口に入るのはいつのことになるのやら。