約一ヶ月の台湾滞在。
これほど長く台湾にいたのははじめて。
旧正月を台湾で迎えたのもはじめて。
わたくしの台湾生活をちょっとずつ………
今回の旅では、はじめての旧正月というイベント。
つまと結婚して約6年?
内心ちょっと楽しみにしておりました。
花火がバンバン、でも、人々は田舎へと帰郷し………少し寂しげな台北。
1月21日に松山空港到着。
それからの様子は、おいおいお伝えするとして、日本の大晦日に当たる日、早々と就寝するつまとお義母さんとお義父さん。
わたくしと五歳になる息子は、部屋から台北101を眺めながら、0時を待ちましたが、これといって何もなく。
101が花火に焦がされることも、テレビでカウントダウンがあるわけでもなく、何か寂しい感じで就寝したのでありました。
そして、旧正月の日はやってきました。
その日の朝のこと、朝食を買いにでかけたわたくしとつま。
お店はほとんどが閉店と聞いておりましたが、朝から元気に営業中。
わたくし 「意外とお店やってるねぇ」
つま 「それはそうでしょう」
朝の定番となったモスバーガーで朝食を。
のちほど、朝食のモスバーガーを「セレブか」と台湾にいる日本人友人につっこまれるわけですが、それもさておき。
その日の夜は親戚が集まりレストランで食事。
義太利麺のレストラン。
十数人の親戚が。
ワインで乾杯。
「新年快楽~」
まあ、新年らしさを少しだけ味わったのでありました。
むすことむすめは、紅包をもらい、食事はおひらき。
そのあと、若い連中で映画に。
にぎわう信義区。チケット売り場には長蛇の列が。
映画の終了が「零時五分」ほどだったでしょうか。
映画館から出て再びみんなで、またまた「新年快楽」。
そして、タクシー乗車。帰途へ。
帰りの車中でのこと。
わたくし 「思ったより普通だねぇ」
つま 「何が?」
わたくし 「お店もやってるし、人も多いし、閑散としていないって言うか………旧正月ってもっと………」
つま 「まぁ、大晦日だからね。明日は何もやってないよ」
わたくし 「………!?」
つま 「どうした?」
わたくし 「…………神経病(せんじんびん)」
つま 「なんだとこのやろう!」
どうやらわたくし、旧正月を一日間違えていた模様で。
お義母さんが、特注した料理を取りに行った日が、旧正月2日前だったこともあり、勝手に勘違い。
カウントダウンは映画館の中。
来年こそは。