2013年五月下旬。
はじめて台北フリーを使ってみました。
手続きや使い方などを含め、おそらく、全4回にわたってお伝えしたいと思います。
第一回となる今回は、TaipeiFreeについてです。
台湾でインターネットを使いたい場合。
今回利用してみたTaipeiFree(台北フリー)。
その有料版とも言えるWIFRY(ワイフライ)。
空港の無料開放WIFIや、ホテルでのWIFI。
いろいろな方法があると思います。
意外と野良APがあり、つなぐには難しくないのですが、できれば異国での野良は使いたくない。
観光客が簡単に使えるのは、手続きなど日本にいてもできるTaipeiFreeなのではないかと。
TaipeiFreeですが、どこでもつかえる無料のWIFIと思うと、ちょっと大変な思いをします。
前回ご紹介したWIMAXのほうがまだ使えたかなと思います。ただ、日本人が、このWIMAXを利用するのはハードルが高く………。
TaipeiFreeはホットスポットです。
ホットスポットとは何か?
日本の飲食店や公共機関で、このようなマークを見たことがないでしょうか。
こちらは各キャリアのWi-Fiが使える場所ですよということを指します。
飲食店の中では利用できますが、外に出てしまうと使うことができません。
TaipeiFreeは、このWiFiスポットがたくさん台北市内に点在し、そのまわりで利用できる無料のサービスということになります。
公式HPには以下のように記載されています。
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公共サービスとしての性質とWi-Fi無線ネットワーク信号の通過性から、屋外公共スペースのTaipei Freeホットスポットの最適なサービスエリアは、主に「ホットスポット周辺で、建築物やその他人工施設に阻害されない公共の場所」となります。家屋やオフィス、民間の店舗、路地、山間部などのエリアでは、ネットワーク信号の品質が特に保証されません。
また、屋外公共スペースは開放された空間であることから、Wi-Fi無線ネットワーク信号同士で相互干渉しやすくなります。Taipei Free以外にも多くのWi-Fi無線ネットワークホットスポットの信号が混在する場所にいる場合、Taipei Freeの信号の品質が影響を受ける恐れがありますので、ご了承ください。
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ということはです。
日本の各キャリアが提供しているような、どこでもほぼつながる3Gということではありません。
使えるところが限られています。
公式サイトのWiFiスポット設置場所
台北市内
こうみるとほぼ、全域カバーかと思わせるのですが、アイコンが大きいだけです。
台北101付近を拡大。
意外とすかすかです。
それでも、ビジネス街や夜市などの観光地などには重点的に?設置されています。
私が実際に使ってみても、台北101などの信義エリア、西門エリア、台北駅周辺エリアなどでは問題なく使えていました。
ですが、移動中はぶっちぶちに回線が切れ、拾ったところで立ち止まることで回線を維持するといった感じ。
それでも、無料でつながる回線があるのとないのでは大違い。
ちょっとした調べ物、マップの確認など意外と利用できました。
これらの条件をふまえ、利用するかどうかを決めていただければと。
いまでは、海外で使えるWiFi端末などが、各キャリア以外から出ております。
そんなのを利用するのも一つの方法かと思います。
次は、TaipeiFreeの手続きをご紹介。
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第一回 TaipeiFree(台北フリー)とは?
第二回 TaipeiFree(台北フリー)の手続き
第三回 TaipeiFree(台北フリー)のつなぎ方
第四回 TaipeiFree(台北フリー)のスピードテスト