ひさしぶりにつまと二人で車に乗っていたときのこと。
偶然、目の前に、軽自動車のキャンピングカーが。
そのときの車中の話。
日本が誇る軽自動車。
今や、キャンピングカーにも黄色いナンバープレートの軽自動車が。
目の前をかわいく走っているキャンピングカー。
わたくし「第二の人生が始まったら、あんなキャンピングカーで北海道でも一周してみたいねぇ」
つま 「一人で?」
わたくし「いや、ふたりで」
つま 「おっ、たまにはいいこと言いますね」
わたくし「なんか、そんなのも夢があっていいじゃない?」
つま 「でも、北海道だけ?」
わたくし「………」
どうやら北海道という広大な大地だけでは物足りない模様。
わたくし「じゃじゃじゃ、日本一周にしますか?」
つま 「いいですね。ふたりで?」
わたくし「もちろん、ふたりで」
北海道だけでも十分広いはず。
北海道の沿岸をぐるっとわまって、約2200km。
2200kmがどのくらいかというと。
チリでたとえるとこんなかんじ。
チリの首都サンディアゴの中央駅から。
ペルーとの国境まで行けちゃうわけです。
遠い。わからないけどきっと遠い。
それなのに日本一周をご所望のつま。
わたくし「目的もなく、いい景色とかみて、夕方になったら、キャンピングカー停めて、キャンピングカーで寝て………」
つま 「ふたりで?」
わたくし「もちろん、ふたりで」
つま 「………わたしは温泉泊まるよ。ひとりでキャンピングカーで寝なさいよ」
わたくし「!?」
どうやらキャンピングカー自体がNGらしい。
露と落ち露と消えにしわが身かななにはの事も夢のまた夢
はかない。
こうなったらひとりbufalinoで。