台湾で人気になっているブラックサンダー。
特に少し大きめのビッグサンダーが人気。
ブームも下火にと思っていたのですが。
日本ではメーカーにより販売休止となっているビッグサンダー。
つい先日、100円ショップで箱で売っているのを発見。
もうブームも下火になってきたのかもしれません。
そう思っていた矢先。
台湾のネットニュースの記事で雷神さんが久しぶりに話題に。
簡単に言うと。
立法院でとある議員が財務省の税関担当にビッグサンダーについて質問したことがニュースになっているのですが。
台湾に郵便で送られたブラックサンダーが郵便局で保管されているとのこと。
その数、なんと7500キロ。台北郵便局に保管されている模様です。
元ニュースは様々なメディアで。
検索ワード『7,500公斤 雷神』で調べた結果は下記リンクを。
Yahoo!台湾検索結果
通常、商用目的の郵便物であれば関税がかかります。
おそらく、贈物(ギフト)として日本を発送。
数が多いため中華郵政職員の逆鱗に触れ、関税が発生し、引き取り拒否。
台北郵便局にビッグサンダーが箱で積まれる事態。
こんな感じがほとんどかと思うのですが。
実際には、6kg以上のチョコレートだと検査が必要とのこと。
14日以内に受け取りが拒否されると販売不可となり廃棄されてしまうようです。
多くの方が大量に購入してダンボールに詰め、そのまま送ってしまったのでしょう。
アマゾンさんで重さを調べてみると。
一箱20枚。39g*20となりますので780g。
7500キロ保管されているわけです。
7500キロは7500000グラム。
ですので、9615箱のビッグサンダーが台北郵便局に。
日本円にして、9615000円。約1000万円。
ちょっとした賞味期限のある甘くほろ苦いバイヤーたちの夢の詰まったお宝。
保管するには、どれくらいのスペースが必要なのか。
9615箱ですので、枚数にして192300枚のビッグサンダーがあるわけです。
一日一枚食べたとして、526年食べられる計算。
果てしない。
死神さんに寿命があと30年と言われた場合。
一日に17枚ほど食べることで、死ぬ前に食べ尽くすことができる計算。
ですが、別の病気で死んでしまいそうな勢い。
こう考えると結構な量です。
アマゾンさんで、大きさを調べてみました。
商品サイズ(高さ×奥行×幅):82mm×160mm×180mm
一箱のサイズでしょう。
横に98箱縦に98箱並べると全部で9604箱。
11箱は便宜上、誰かに食べられてしまったことにします。
幅180mm×98箱で、17640mm。
奥行160mm×98箱で、15680mm。
よって 17.64m×15.68mのスペースがあれば7500キロ(9615箱)のブラックサンダーが並びます。
バスケットボールのコートに並べるとこんな感じです。
こう考えるとそうでもない気が。
二三段に積み重ねたらもっと小さなスペースで保管可能。
高さにすると約788m。
すいません。上記画像製作で疲れ切ってしまい適当になってしまいました。
101より高く積み上げることができます。
ということは、1列で保管しても約800m。
一列に整然と並ぶブラックサンダーの箱。
さぞ壮観でしょう。
ちなみにある一定の量を超えた場合、1kgあたり450元ほどの関税が。
50円のブラックサンダー一枚が、関税を含めると倍の値段に。さらに送料分が加わり、一体いくらになってしまうのか。
まぁ、贈物として郵送するくらいがちょうどいいのかと。
台湾の方、廃棄される前に何とか。