夜のお片付け

つま、お片付けが苦手、でも一応する。
わたくし、得意で好きだけどなかなかしない。
ですので、いつも部屋はややちらかっており、そのうち謎の神隠しに遭う日用品という名の犠牲者が。

それでは、引越を例にしてみたいと思います。

引越上手の定義

部屋のどこに何があるのか把握しており、なお、分類してまとめることができ、また、決められた大きさの箱に詰めることができる。
この際、重要なのは、不必要なものを捨てる勇気であり、残すという蛮勇ではない。
その後は、箱に何が入っているのか覚え、記載をし、欲をいえば、新居に部屋番号をつけ、段ボールに記載後、厳重に封をする。
新居では、その箱をどこにおくのか的確に助言アドバイスをし、新しい生活が直ちにできるよう荷の開封をする。
梱包に使用した新聞紙、段ボール等は、新しい町内のルールに従い、早々に処分することとする。

つまは、「分類してまとめることができ」のところで躓きます。
わたくしは、「新しい生活が直ちにできるよう荷の開封をする」のところまでできるのですが、それ以降が無理なのです。

まぁ、それ以前に、ルールを決めずに思い立ったときに掃除をそれぞれがしますので、「部屋のどこに何があるのか把握」が到底無理なのです。

ダメ夫婦を知っていただいたところで、先日のこと。

つまや子供たちが寝静まった零時を少し回った頃。
リビングのテーブルを思い立って掃除するわたくし。
コップ一個の置き場もなかったテーブルが………なんということでしょう。

それなりにきれいに。

まだ物は置いてありますが、ほぼ片付きました。
満足して就寝。
そして、本日朝のこと。朝からご機嫌なつま。

つま  「テーブル、少し掃除してくれたんだね」
わたくし「………あなたはですね、朝から一言多いんですよ」
つま  「どこが?」
わたくし「少しってことは、どうせなら全部やれよって思っているから、少しなわけでしょう?」
つま  「あっ」
わたくし「あっ、じゃない! その『あっ』もいらない」
つま  「じゃあ、なんて言えばいいの!」

半ギレされるわたくし。
掃除しただけなのに、朝からなぜこんな仕打ちを。

わたくし「テーブル、掃除してくれてありがとう、でいいんじゃないの?」
つま  「………ご飯たいてくれてありがとう」
わたくし「なぜに、そーなるの!?」

テーブルの掃除の件はどこかへ雲散。
どうやらテーブルの掃除は、感謝するほどでもなかった模様。
はじめから「ありがとう」もなかったですし。
まぁ、この辺はっきりしているのは、台湾人らしいところでしょうか。

台湾人のつまをもらうと、もれなくこんなやりとりを体験できるでしょう。
今日も朝から『サイキックバトル』をしたわたくしとつまでした。

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