ランチ。
それは働く人にとって、午前を乗り切るためモチベーションであったり、午後からの活力の源でもあります。
そんなわたくしのランチのお話。
台湾のお昼のビジネス街。
ビルから一斉に人がでてきます。
皆さん、なごやかに談笑などしながら、おもいおもいのお店へ。
こんな様子です。
人が奥までずっと。時間は台湾時間、12時3分。
左側の人だかりは、富覇王猪脚さんという豚足の有名店に並ぶ方々。
撮影場所はこちら。
四平陽光商圏の裏側。
松江路より一本東側の路地になります。
この辺は旅行会社などが多く、いわゆるビジネス街。
多くのサラリーマン姿の方々がいます。
もちろん、ランチの後には、お昼寝タイムがあったりなかったり。
さて、ところかわって日本のランチ。
勤め人だった頃は、吉野屋などよく利用しておりました。
現在では、牛丼並が280円とのこと。
台湾元で、90元くらいといったところでしょうか。
こう考えるとデフレ恐るべしと感じますが、日本の500円のランチだと、台湾元で150元ほど。
台湾のコンビニでは、お弁当が60元(約200円)前後。
マクドナルドでは、ビックマックが単品で75元(約250円)。
先ほど写真でご紹介した富覇王猪脚のテイクアウトお弁当(ご飯に豚足)が90元(300円)だったかと。
ですので、150元あれば、結構食べられると思います。
そして、わたくしのランチ。
毎日、つまから支給されます。
お弁当? そんな上等なものではありません。
毎日、おにぎり一個の支給。
アルミホイルに包まれた、なぜか微妙に楕円形のおにぎり。
具は、昆布だったり昆布だったり、昆布だったり。
味噌スープは、約二週間分、まとめてレトルトが支給されます。
職場でお湯を沸かし、おにぎりといっしょにすすります。
昨日の夜のこと。
食卓に並んだ唐揚げがあまりそうだったので、切り出してみました。
わたくし「明日は、残りものの唐揚げで、お弁当なんていかがでしょう?」
つま 「………」
わたくし「小さなお弁当箱に唐揚げと卵焼きと………」
つま 「そういえば、小さい炊飯器どこにあるの?」
ちょっとつついただけなのに、蛇が。いや熊が。
わたくし「いえいえいえ、いいんです。いいんです。おにぎりでいいんです」
つま 「そぉ?」
上等兵殿、おにぎりだけは何とか。職場でご飯炊くのはちょっと。
ちなみに本日は、楕円のおにぎりなし。
コンビニで調達。
これからささやかなランチ。
涙なしでは語れない悲しい、物語。