昨日、家族を乗せての帰り道。
家へ向かう最後の右曲がり角で、ウィンカーの異変に気づきました。
右ウィンカーが突如、高速で点滅しだしたのです。
いつもより速い点滅に、後部座席のつまも気付きました。
つま 「ウィンカー早いですね」
わたくし「そうですね」
つま 「どうして?」
わたくし「さぁ、どうしてでしょうねぇ」
電球が切れたのか、リレーの異常か。
説明するのが面倒だったので話を打ち切ります。
しかし、話は思わぬ方向へ。
つま 「どこかにボタンがあるの?」
わたくし「何のボタン?」
つま 「ウィンカーのボタン」
ちなみにつまは日本国の第一種運転免許、AT限定普通自動車免許を所持。
運転も時々。
乗せてもらったこともありますが、まぁ普通に運転をします。
それにしても、ウィンカーのボタンって一体?
台湾でも運転しましたが、ウィンカーは日本と同じ仕組み。
ドイツ車とアメリカ車も乗ったことがありますが、それも仕組みは日本と一緒。
どうやら自分が知らない謎のボタンの存在を疑っているようなのです。
わたくし「一応、聞くけど、そのボタンはどんなときに使うの?」
つま 「それは………早く曲がりたいときに………」
わたくし「ボタンを押すと、ウィンカーが速く点滅。相手が気づいて?」
つま 「道を譲ってくれるの」
たとえそんなボタンがあったとしても、みんなが使ってしまえば、意味がないことは、5歳の子どもでもわかるはず。
やさしく諭すという方法で、ソフトランディングを試みます。
わたくし「そんな光景見たことありますか?」
つま 「ない」
わたくし「ということは、どういうことでしょう?」
つま 「そんなボタンないね」
わたくし「そうですね。聞くまでもありませんね」
歌謡曲でも口ずさみたい気分でしたが、やめときます。
死者にむち打つひつようはありません。
つま 「今、わたしのことバカにした?」
わたくし「そうですね、あっ」
つま 「ないなら、最初からないって言え!」
ルームミラーには、怒れる赤鬼が。
家の駐車スペースに停めて調べてみると、フロント右のウィンカーのライトが切れていました。
さっそくライトを交換して元通りに。
車種によって違いますが、ウィンカーの高速点滅は異常を知らせるサイン。
車を停車させ、ハザードをつけて、ウィンカーを点滅させてください。
どこかの電球が切れているかもしれません。