日日是好日 | 台湾人女性を妻にもらった日本人男性の日々小言

プレゼントの恐怖

真逆とは正反対と同じ。
台湾の言葉では………わかりませんので割愛。
忘れなかったら、聞いてみたいと思いますが、勘ぐられそうですので、やめておきます。

さて、わたくしたち夫婦ですが、真逆というか、基本的に趣味や興味があいません。
どちらが合わせようともしません。

わたくし古着好き。彼女は新作好き。
わたくしメルセデス好き。彼女はBMW好き。
わたくし旅行嫌い。彼女は旅行好き。
わたくし花束好き。彼女は花束嫌い。
わたくしオプティミスト。彼女はペシミスト。
わたくしイデアリスト。彼女はリアリスト。

最後の二行にすべてが凝縮されていると思いますが、それはさておき。
このような違いはどの夫婦やカップルにもあると思います。
それぞれの育ってきた環境などによって左右されるからです。
台湾で生まれたからといってこうなるわけではありません。

ただですね、知り合ってからこのかた、プレゼントで喜ばれたことがないんです。
良し悪しはありますが、普通、もらったら喜びますよね。
一応、形だけでも。
「ありがとう」なり「うれしい」なりあるものだと思うのですが、彼女にはありません。

初めてのプレゼントしたのは、花束とケーキとアクセサリ。
しばらく思考を停止させていた彼女。
第一声は、「いくらしたの?」
普通、初めてのプレゼントの値段は聞かない。

去年の誕生日には、某ブランド物のバックを。
第一声は、「見たことがない」と一蹴。
第二声は、「本物?」と追い討ち。
普通、ブランドの真偽は確かめない。

彼女も自覚はしているようなのです。
分析するに、
きっと、日本語の使い方が、来日13年ほどになるかと思いますが、まだ苦手。
きっと、日本人のように「グレー」という中途半端な域がない。
きっと、思ったことを素直に口にできる、おバカさん。

そうに決まってます。
そうでも思わなければ、実際問題、やってられない。

ちなみに、半ば投げやりで、現金を渡すのはNG。
彼女曰く、「もらう楽しみがなくなってしまう」、とのこと。

トイレでひとり「ファ●ク」と言わなくなる日は来るのか。

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