スケジュール管理ソフトを導入しようとしたが、メールでいいと結論が出たお話

台湾人男性の女性に対するすごいところ。
会社への送迎は当たり前。その他送り迎えも当たり前。
記念日や何気ないサプライズも当たり前。

このへんが当たり前だとささやかれる台湾社会。
結婚後は知りませんが、交際中などの男性の気の使いようといったら半端ではありません。
もちろん、すべてがそうとは限りません。
わたくしの偏見、そしてつまによる洗脳も多少あることでしょう。

わたくし、基本的につまの送迎をします。
会社に行くとき、そして帰るとき。
今はどちらも可能なので車を使ってそうしています。
むすこの迎えと、むすめの送り迎えもわたくしがしています。

休日も、買い物やお友達のところへいくときには、送迎をします。
つま専用の車があるにもかかわらず、おそらく週のほとんど、わたくしが送迎をしております。
そう考えると、一日の十分の一くらい車の中にいるかもしれません。
このままでは、人生の十分の一の時間を車の中で過ごすことに。

さて、最近、つまの仕事終わりの時間がまちまちで、連絡をしなければ終業時刻が戻ってこないという有様。
毎日、ガラゲーのメール定型文を送信。時間だけがそっけなくかえって来るという繰り返し。

はたしてこのやりとり意味があるのか。

そう思い、共有のスケジュール管理ソフト(アプリ)がないかと調べてみると、まぁ、あるわけです。
それぞれが予定を書き込み、共有していれば、毎日のメール定型文を打たなくても済むではないか。

わたくし「あのですね、」
つま  「はい」
わたくし「スケジュール管理ソフトの導入を考えているのですが」
つま  「なにそれ?」

車を停車させ、説明をします。
忙しいときにメールを打つ必要がないこと。
スケジュールを見ることで、お互いの予定が分かり、忘れたときにも確認できること。
子どもたちの予定も共有できるし、日にちを確認するためにわざわざカレンダーを探さなくてもいいこと。
これをすればみんなハッピー。
説明はこんな感じ。

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助手席のつまはこんな感じ。

つま  「いやなんですか?」
わたくし「えっ、なにが?」
つま  「わたしと話すのいやなんですかぁ?」
わたくし「いやいやいや、そういうことじゃなくて………」
つま  「じゃあ、わたしとメールするのいやなんですかぁ?」
わたくし「いえ、そういうわけじゃ………」
つま  「じゃあ、メールでいいじゃん」
わたくし「………そうですね」

撃沈。
日本ナイズされたつまでもこの………当たり前さ加減。
台湾ではこんな光景が日日繰り返されているのでしょう。

サプライズするも撃破される台湾人男性の例

男性 「サプラーイズ!」
女性 「なにこれ?」
男性 「スクーター。欲しいって言ってたじゃない?」
女性 「だから、なにこれ?」
男性 「いや、あれ? スクーター………あれ?」
女性 「これからはひとりで会社に行けってこと?」
男性 「いえ、そういうわけじゃ………」
女性 「帰りもひとりで帰ってこいってこと、ふーん」
男性 「違う違う。毎日、送迎するにきまってんじゃーん」
女性 「びっくりしたぁ、そうだよねぇ。スクーターありがとう。ちょー欲しかったんだよねぇ」

我が家でもちょくちょくあるこの現象。
命名したいくらいですが、適当な名前が思いつかず。

久しぶりの記事になりました。
最近、ネタがないのです。
すいません。

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