いつのまにか立場が逆転してしまう不思議。どうしていつもこうなるのかわからない旧正月前

とうとう今週になりました。
2018年度、民国107年の春節。
今年は2月中旬。わが家の恐怖春節日記。

さて、春節がやってきます。
今年は、大晦日が2月15日。元日が2月16日とのこと。
台湾のほとんどの方は20日までお休みなのではないでしょうか。

わたくしですが、毎年、この時期になるとちょっと憂鬱。
だってですね、つまが機能不全に。
差別か? 蔑視か?
いや、出逢ったときから機能不全。
今も変わらず。

そんな春節時の様子は過去記事に。

日本で生活する台湾人つまが旧正月に影響されて料理を作らなくなる件

つまですが、春節が近づくと、その雰囲気が電話回線を通じて伝染してしまうのです。

現在ではアプリを通じた無料会話システムにより伝染。
SNSを通じたトーク、華やかな画像投稿型SNSにより伝染といったところでしょうか。
ただでさえオフスイッチ気味の家事全般が、ブラックアウトに。
まるで、あげてもあげても下がってしまうブレーカー。
第二種電気工事士試験でも受けようかと思わせるレベルなわけです。

そんなわが家ですが、春節にはもう一つ大きな問題が。

つまが夕食の席で突発的にぶちあげるのがこれなのです。。

帰省チケット獲得大躍進大作戦

お正月ですからね、帰りたくもなるわけです。
今年も年明けあたりから、少しずつわたくしを籠絡しようと機会を見てはあの手この手。
しまいには、チケットをよこせーのシュプレヒコールが。

つま  「もうすこしでお正月なんですけどー」
つま  「帰りたいんですけどー」
つま  「頼まれたものどーやって送るんですかー」

こんな感じ。

つま  「こうなったらわたしごはん食べない」

おっ、ハンガーストライキ。

わたくし「それは……」
つま  「チケット買ってくれますか?」
わたくし「食べないのはあなたダイエットしてるからでしょ?」
つま  「神経病(センジンビン)。わたしを帰せー」

ひさしぶりのセンジンビン。
こんな感じで二月に。

つま  「老公、これ見て」
わたくし「……まだ諦めてないのか?」
つま  「うんうん」

つまのスマホには台湾大手航空会社の公式サイトが。

つま  「安いの。旧正月なのに安いの」
わたくし「たしかにねぇ、安いねぇ」
つま  「真的」
わたくし「僕にどうしろと?」
つま  「あなたも行くか?」
わたくし「?」

スマホの画面には三人分。
もともと頭数に入っていない模様。
にゃろう。

わたくし「お、お、お、お前たちだけかい!」
つま  「行きたいんですか? どうぞどうぞ」
わたくし「……」
つま  「はやく予約して。かあちゃん待ってる」
わたくし「よ、四人分でいいですか?」
つま  「おっけー」

なぜわたしが了解をもらう立場になってしまったのか。
今年は帰ることに。

ほとんどのお店おやすみでしょうけど、滞在記などまた書ければと。

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