つまが台湾からかえってきました。
それは先日の記事でお伝えしたとおり。
今回は戦利品のご紹介。
つま 「何か欲しいものある?」
わたくし「なーい」
つま 「いいの? 何も買ってこないよ?」
わたくし「あーぃ………ちょっと待て」
いつもは何も注文したりしません。
特に欲しい物がないのです、台湾では。
PC関係のパーツが特に安いわけでもなく、衣類だってびっくりするほど安くはありません。
しかし、その時、何のサイトを見ていたのかは覚えていないのですが、とにかく一冊の本が目にとまりました。
わたくし「これ欲しい。買ってきて」
つま 「………制服至上、制服至上、制服至上。わかった」
わたくしの欲しい物を三度唱えてから、旅だったつま。
そんなものを注文したことも忘れていたわたくし。
つまが台湾に到着してから、連絡があったのは、メールで2回のみ。
そしてつま帰国。
スーツケースご開帳。
飛び込んできたのは、制服姿で横たわる女性。
わたくし「あっ」
つま 「実家近くの本屋で売り切れ。SOGOさんで買ってきた」
わたくし「でかした。よく忘れなかったね」
つま 「偶然、本屋さんの前通ったとき思い出した。で、これなに?」
わたくし「大人の事情によりお話しすることができません」
つま 「制服でしょ? そんなに若い女がいいのか?」
わたくし「めっそうもない。台湾の女子校の調査です」
つま 「你有病啊?」
わたくし「いいえ、無論正常です」
『制服至上』というのは、台湾の国立私立市立など51の学校の制服を紹介した本なのです。
今回は?なのか、台湾北部の台北、新北、基隆、桃園、新竹の学校が中心。
実写ではありません。
CGなのか手書きなのかわかりませんが、アニメーションです。
台湾のオンライン書店では、『合集/同人誌 > 創作集』のカテゴリ分類。
戦前の日本統治時代の女学校の制服、チアリーダーや吹奏楽、剣道など部活動時の衣装なども一部掲載されています。
こちらが作者さん? 蚩尤さんのブログ(繁体字)
studio amatiz
いろいろなアニメーションの本を出しているようです。
作品の一部もご覧いただけます。
蚩尤は中国神話の神だったはずですので、本名ではないかと。
本はこちら。
いっぱいしらべて、たくさん書いたのでしょう。
とてもきれいに仕上がった本になっていると思います。
台湾の本屋さんで見つけたら是非。
NTD399。現在のレートで1500円ほどでしょうか。
帯表
帯裏
台湾らしいと思った制服がこちら。
臺北市立第一女子高級中學の制服でした。
こちらは戦前の制服
上の第一女子高級中学の前身、台北州立第一高等女学校の制服
本の中身が一部掲載されているオンライン書店のページを下記に。
博客来(台湾のオンライン書店)
制服至上:臺灣女高中生制服選
日本でも一部の書店で販売されているようです。
制服至上で調べてみていただければと思います。
以前は過去記事でこちらを紹介しました。
兩天工作室の『喬先生の地下鉄駅女性観察日誌』。
このような作品を見ていると、本屋さんや雑貨屋さんなどで、台湾人の若手クリエーターの制作物を漁りたくなるのです。
ほかの戦利品については、写真を撮っているのでおいおい。
あとは食べ物中心なので。