絶望した

台湾行き決定は先日お伝えしたとおり。
出発まであとわずかとなりました。
今回は、つま出発前のやりとりを。

つまとむすこ、むすめが旅立ちすでに四日。
久しぶりの疑似独身生活を楽しんでいるわたくし。
とはいっても、つまが置いていったのは、Part3でお伝えしたように本当に諭吉1枚。
その半分以上がすでに消失。
とくに遊び歩いているわけでもなく、仕事を終え、自宅に帰るだけの日々。
それでも残りは3000円強。
少し心細い。
ですが、もっと心細いことが。

さて、つまが出発する直前のこと。
つま  「いつくるの?」
わたくし「んーーー」
まだ態度をはっきりさせていなかったわたくし。
この記事を書いている現在も、まだ台湾行きを伝えていないわけであります。
つま  「とりあえず、お金置いていくね」
差し出される諭吉。
つま  「それと台湾のお金」
わたくし「台湾元?」
じゃらじゃらと小銭入れから硬貨を。
右手に乗せられたひんやりとした硬貨。
数えてみると85元。
わたくし「………これでどうしろと?」
つま  「これだけあれば、とりあえずバスに乗れるから」
迎えには来てくれない模様。
わたくし「空港で喉が渇いてジュース飲んだら………」
つま  「神経病。トイレで水飲め」
鬼。
わたくし「もしもだ、君が台湾に帰るとして、85元しかなかったら不安だろう?」
つま  「お母さん迎えに来るから大丈夫」
わたくし「そういうことじゃねぇ」
つま  「じゃあ、もう少しだけ」
紅い紙幣が財布から出された時点で、歓喜は絶望へ。

台湾元

全財産285元に。
日本円で約900円ちょっと。
これじゃあ、何もできないじゃないか。
空港到着したら、『脇目もふらず、実家へ来い』というところなのでしょう。
つま  「お金あげたんだから、来なさいよ」
わたくし「考えておきます」
つま  「ばかやろう」
それから空港に送っていったわけです。

さて、バスのチケットは調べてみると、83元か125元。
今回は、桃園国際空港から、松山機場まで乗車というミッション。
無事バスに乗れるのか。
そして、台北到着から、どれだけ歩かなければならないのか。
とりあえず、行ってきます。

2件のコメント

  1. はじめまして。

    285元・・・・強烈ですね。

    さてセコい裏技をひとつ。
    松山機場からご実家までのルートで捷運を利用できる場合ですが・・・
    台湾観光協会(東京・大阪)に申請すると郵送してもらえる
    「チャージ額ゼロの悠遊卡」があります。
    実は捷運に限り「悠遊卡で降りるとき、1回に限り精算後にマイナス残高
    になっても改札機を通過できる」のですが、これは残高ゼロの状態でも有効。
    つまりチャージしなくても1枚に付き1回、捷運に乗れる訳でして。

    1. コメントありがとうございます。
      悠遊卡送ってもらえるんですね。初めて知りました。
      悠遊卡あると台北では本当に便利です。
      バスやMRTなどほとんど利用可。
      みなさんも、kyon2様の裏技、是非。

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