國立中正紀念堂

中正紀念堂

今回の旅では、一人の時間が与えられました。
その時間、約4時間。
カメラ片手に一人台北ぶらり旅。第一弾は國立中正紀念堂です。

その日、つまは正午に友人と待ち合わせ。
台北小巨蛋(台北アリーナ)で別れ、一人旅が始まりました。
タイムリミットは約4時間。
こんな機会はそう多くはありません。
財布の中には、500元ほど。
心許ないですが、さっそく事前調査していたバス停へ。
しかし、MRTの工事の影響か、想定したところにバス停はなく。
歩くことしばし。八德敦化路口から630番を待ちます。
八德敦化路口で待つのはわたくしただひとり。
前払いなのか後払いなのかわからぬまま、630番のバスがきたので手を挙げてとりあえず乗車します。
どうやら後払いの模様。
握りしめた10元と5元は汗ばみ、熱を持っていました。

下車してから、地図を実家においてきてしまったことに気づき、コンビニで地図と水を購入。
はじめてのぶらり旅にして、はじめての一人でお買い物。
地図と水購入

到着した國立中正紀念堂。
でかいです。これだけ大きいと、共産圏を思い出してしまうのはわたくしだけなのか。

まずは自由広場から中正紀念堂を撮影。
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中山南路側、正門になります。
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門をくぐり、広場へ。
正門を背にして左側にある国家音楽庁。
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正門を背にして右側にある国家戯劇院。先日、宝塚歌劇団が台北公演したのがこちら。
国家音楽庁とよく似ていますが、よく見ると、違います。
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広場を進むと、国家音楽庁、国家戯劇院の中心と思われる場所を発見。石畳が円形状になっております。
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民主大道と呼ばれる場所から撮影。
ここで気づきました。何かおかしい。
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疑惑は確信へ。
工事中。外壁の大理石の工事が2013年12月まで行われることが日本語で書かれています。
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正面工事中。
重たいカメラを手に、テンションがた落ち。
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2月15日くらいだったと思いますが、桜が咲いていました。
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紀念堂裏側です。
ぐるりと歩けるようになっています。ところどころ休んでいる方がいました。
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紀念堂内部です。
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タイミングよく儀仗兵の交代式が行われていました。
やっていることさえ知らなかったので幸運でした。
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儀仗兵と蒋介石総統です。笑みを浮かべているその目の先には、中国大陸があります。
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蒋介石総統の頭上には、国章である青天白日が。
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ツアーなどで組み込まれている國立中正紀念堂。
カメラ片手に二時間ゆっくりと探索しました。
海部元総理総裁が揮毫した「友好の桜」と彫られたかかれた石碑。
紀念堂向かって右手には、桂花の花が咲いており、いい香りがしていました。
堂内の見学はしませんでしたが、様々な歴史的資料がおいてあるとのこと。
ツアーですと、そんなに時間をとれないと思いますが、見所が多く、おすすめです。

ちなみに、帰ってからつまが。
つま  「で、それ、おもしろかったの?」
わたくし「ええ、まぁ。儀仗兵の交代も見たし」
つま  「行くの二度目でしょ。違うところ行けばよかったのに。わたしの時計を買ってくれたり、わたしの時計を買ってくれたり、わたしの時計を買ってくれたり………」

前に行ったのは、中山公園にある国父記念館。
人間の記憶など曖昧なもので。
わたくし「時計は日本に帰ってから。で、次はいつ、一人にしてもらえるのでしょう?」
つま  「次はない」

いつか抜け出してやる。そう決めたこの日の夜。
10Kも歩いた足は悲鳴を上げ………。
第二弾はまた今度。

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