読むな危険。ネタがないので民主主義の意見を書いてみたが破綻してしまった件

さて本日で三月は終わり。
年度末最終日という方も多いのではないでしょうか。
明日から新年度ということですが、いつものたわいのない話を。

台湾から来客があり、先週あたりから我が家へ。
来客があると、つまとの会話が減るため、ネタも減少。
よって記事を書く機会が減る仕組み。
台湾のことを紹介したいところですが、最近は学生によるデモ一色………というわけでもないのですが。
ちょっとだけ考えたことを書いてみようと思います。

主義主張はなしで、できるだけ意見だと思っていますが、政治的内容のため、不快な思いをさせてしまうかもしれません。
そんな話は読みたくないという方は、下記URLにて、わたくしが台湾人つまにしかられた過去記事を。

400円のメイク落としを買ってしまったことで、顔面価値400円かと恫喝されてしまう悲しい昨日の一件

日本ではほぼ報道されていないこの学生運動。
日本の報道機関は、ニュースバリューがないと判断しているのでしょう。
そのほかの見方もあるようですが、こちらでは割愛。
CNN、ロイターを見てもそれなり。
最近では、ひまわりのほかにカーネーションまで出現。

学生が立法院を占拠したとか、行政院に突入したとか、そんな報道ばかり。
知りたいのは、占拠したとか排除されたとかそんなことではなく。

紛糾しているはずの協定の中身は一体どのようなものなのか。
本当のところ、どれだけの人が賛成で、どれだけの人が反対なのか。
学生たちは何をおそれ、何に反対しているのか。
学生以外の大人はどうしているのか。
中国本土で工場などを持っている台湾経営者の方はどう思っているのか。
本当に学生が自発的に起こした運動なのか。
それを利用している人間がいないのか。

学生が平和的であるにしてもデモを起こし、国民の代表たる人間が決定したことを覆す。
これが、成熟した民主主義国家と呼べるのかどうか。
国家の決定にただ従い、我々が選んだ人間が決めたのだから仕方がないという考えが支配する。
これが、成熟した民主主義国家と呼べるのかどうか。
ついでに、国家同士の約束を政権が変わるごとに反故にしてしまう。
これが、成熟した民主主義国家と呼べるのかどうか。

こう考えると、民主主義という仕組みは、最も輸入してはいけないものの一つだったのではないかと思ったりもするわけです。
選挙でしか国民の意思を表現できない仕組みは危険です。
時に手遅れになる場合があるからです。

第16条の国務請求権が選挙以外での法的拘束力を持つ意思表現に使えるのかどうか。
国民投票を憲法以外にも適応させ、国民側からの請求によって使える仕組みにするとどうなるのか。
そして、こんな仕組みが台湾にあるのかどうか。

たとえば、国民の9割が反対しているものを、自らが選んだ代表の集まりである立法機関が決定してしまったとします。
もちろん政権支持率は10%を下回ります。
われわれに何ができるのか。

プラカードを持って行進に参加することも一つの方法なのだと思います。
次の選挙で、与党に投票しないのも一つの方法なのだと思います。

ただ、立法機関の決定はどうすることもできません。
次の政権がひっくり返すことに期待するしかないのです。
この決定が、今回の台湾のように国と国との協定になってしまうと、厄介です。

この決定する前に、国民の大多数の意見を反映させる法的拘束力のある何かがあれば………。

ここまで考えて書いてきましたが、ここまで我慢して読んでくださったみなさま、本当にすいません。
もう気づかれている方も多いかと。
わたくしここまで、この協定に対し台湾の方の大部分が反対している体で書いています。
それが正しいのかどうかもわからないのに。

すいません、勝手にまとめます。
考えていたのはこんなこと。

地方自治体ではなく、国に対してということになりますが。
国民の大多数が反対している立法や行政が下した決断に対して、国民が選挙以外で法的拘束力を持つ方法でそれらを食い止める方法がないのかどうなのか。
憲法第16条の請願権に法的拘束力があれば。もしくは、国民投票が憲法改正以外で国民側からの運用が可能にならないのか。
わたくしが知らないだけで、そのような仕組みがほかにあるのかどうか。
もし、このような仕組みがあれば、国側がアクションを起こさなくても、対応できるのではないか。
もちろん、立法府の占拠などといったことをしなくてもいいのではないか。

そのまとめ。

一般的な現代の民主主義の場合、どちらにせよ、民衆の蜂起、デモはおきるでしょう。
デモで民衆が政権を倒してきた歴史のある国がある。
絶対正義と絶対悪だけが存在しているわけではなく、国民の意見がハーフハーフの場合もあります。
だから多数決制民主主義でなければ、物事が決まっていかない。
先人たちは、その過程における悲惨な出来事(戦争紛争)を身を持って体験し、それを政治に組み込んだわけです。

身近なところで言えば、町内会の総会と一緒です。
任意加入なのに強制的な仕事など、誰もやりたくないものを住民に強いるとき、総会というもので決定します。
一世帯一世帯に聞いてみたら大多数で反対される物事を決めるとき、役員がほとんどの総会で満場一致で決定する。
これをひっくり返す方法が見当たらないのと同じなのかもしれません。

だんだん、何を書いているのかわからなくなってきました。
民主主義の話はこれでおしまいにします。
ここからは共産主義国のお話を。

ロイターのニュースに、大陸の政治家の親族や部下の資産900億元が差し押さえられたという話が。
現在のレートで1中国元が16.54円(2014/03/31現在)。
900億元ですから、日本円にして、1兆4886億円。
たぶん個人資産の合計。
これだけあれば、いや、実際に大陸内で流通する一番大きな額面は100元。
100元札が148億8600万枚。
長さにして1488km。
さすがに万里の長城よりは短いですが、天安門から100元札を並べていくと、かなり南の方まで並べることができます。
その結果がこちら。
0014878748-2

どこだこれ?
0014878748-1
アースさんで見てみると、なにやら池のある公園とその下には円形状の物体が。

とにかくここが天安門から南下して1488km地点。
最後の100元札100枚の束を置いて振り返るとそこには………ただの道。
もちろん、並べているのはお金。
並べたそばからなくなっていくでしょうから、たどり着いても、達成感はないわけです。

ちなみに重さは14886トン。
これと同じくらい。

ishikari

太平洋フェリーのいしかり。
排水量15800トン。
持てるれべるじゃない。

さて、長々とすいません。
もう二時間もこの記事に。
最近はネタもなく、こんなことをだらだらと。
すいません、忘れてください。

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