大変ご無沙汰をしておりました。そしてご心配をおかけしました

没有以心伝心

大変ご無沙汰をしておりました。
前回の記事が、2014年4月22日ということですので、約1ヶ月半ぶりの更新。
大変なご心配をおかけしました。

ブログ記事停止中、多くの読者のみなさまからご連絡を。
作ったことすら忘れていたお問い合わせフォーム。
ご利用いただき、ご心配くださったみなさま、ありがとうございます。
日日小言がつもりにつもり爆発炎上。このカップルはすでに存在していないのではないか。
そう感じられた方も多かったようで。
さて、ことの顛末を一気にかいてしまおうかと。

やはり、いかんともしがたいことが多すぎて。
どこか理想論的、そして楽観的に乗り越えられる日がくる。
いつかわたくしの言っている意味を分かってくれる日がやってくる。
そう思ってやってきたつまとの生活。

これが育ってきた環境なのか、文化の違いなのか。
それはいまだにわかりません。
ただ、国籍を無視し、ひとりの男性として彼女と向き合った場合、わたくしはこのような女性と一緒になったのだと普通であれば受け入れるのだと思います。

彼女とは年に数度、夫婦喧嘩というものをしてきました。
激しく言い争いになるほどの喧嘩。

理由も全て分かっています。
わたくしが彼女よりも他人を優先させたときにすべてははじまります。

相手に喜んでもらえるように努力すること。
相手の心を読むことはもちろんできませんが、想像する努力をすること。

この『相手』。
彼女の友人だったり、わたくしの友人だったりするわけですが、彼女は、わたくしがほかの誰かのために何かをすることが、我慢がならないのです。

やはり彼女も中華系なのか、とつい思ってしまう瞬間でもあるわけです。

基本的に彼女ですが、相手を思いやる気持ちが希薄です。
家族に対してはそれなりですが、他人に対してはありません。

わたくしはこの逆。
基本的にわたくし、相手を思いやる気持ちが強すぎます。
他人に対してはありますが、家族に対しては希薄。

彼女はわかっているわけです。
わたくしが、家族以外の人間には気をつかうのに、自分には使ってくれないことを。
以心伝心や阿吽などといったものが存在しないということを。

わたくしはわかっているわけです。
彼女が、誰かの気持ちになってものを考えたり、想像したりすることができないのを。
この概念すら持ち合わせていないことを。

なんて思わせぶりにかいてしまいましたが、夫婦生活は続行中です。
特に重大局面を迎えたわけでもありません。
この点も含め、わたくし、つまを愛しております。

この手のお話は、台湾人女性をつまにした男性陣が集まったときにこっそりと、そしてひそひそと繰り返されるネタです。
日本人女性にもこのような方がいらっしゃいますので、一概にはいえませんが、やはり、これらの違いは、文化の違いなのだとわたくしは思っています。
中華系の女性と付き合われる方は、頭の片隅にとどめておいていただければと。
中華系という言葉を使いましたが、この言葉一つで片付けられることが多々あるのです。

わたくし「言われなくてもわかるでしょ」
つま  「言われないとわからない」

この違いは大きいと思います。
日本人は言葉にしなくても伝わることを盲目的に信じています。

わたくし「そうされたら相手はどう思います?」
つま  「その人じゃないからわからない」

考えることすらしないつま。
相手が嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか。
だから、最近は、考える努力だけでもしなさいと常々言っている気がします。

さて、一ヶ月半何をしていたのか。
いろいろなところに怒りをぶつけていたところ、あっさりと一ヶ月半が経過していたというのが正直なところです。

どこか抑圧された世の中、任意という名の強制が跋扈する健全ではない現世。
つまらないことに怒ってばかりの一ヶ月半。

楽しかった書物もただ辛いだけに。
書き綴った幾つもの文章は、すべてどこか刺のあるものに。書いては破棄する文章の数々。
この文章もまだまだやわらかくなるはずなのに。
以前の状態に戻るのにもう少し時間がかかりそうですが、少しずつ書いていきたいと思います。

3件のコメント

  1. 毎日チェックをしていました。
    無事との事で先ずは一安心。

    こんなに毎日チェックをするのは、実は私の妻も台湾人だからです。
    状況は大きく違いますが、賛同する場面が多々あります。

    しかし日本人にもいますよね。

    私も文化の違いだと思いますが、日本に住むからには日本の一般的な価値観を私の妻に教えています。そうしないと彼女が周りの日本人に受け入れてもらえなくなります。

    私も海外駐在の経験がありますが、現地適応能力の問題だと思います。

    ゆっくり少しずつ教えていくのが良いと思います。
    それでもまだ変わらないようでしたらーーーーーー。また考えましょう。

    頑張ってください。

    1. ぼち様

      管理人でございます。
      コメントありがとうございます。
      大変ご心配をおかけしております。
      毎日チェックいただいているとのこと。
      本当にありがとうございます。

      毎日毎日の更新とはなりませんが、気長にまったりと、楽しんでいただければこれ幸いです。

      現地適応能力のお話が。

      日本人は世界一適応能力に優れた民族だとわたくし自身思っております。これは世界各地にいらっしゃる日系の方々を見て思うわけです。

      故郷を捨てられる日本人の究極の合理主義は、アイデンティティの欠落によるところが大きいのか。戦後教育のたまものなのか………そうではなく、それはやはり民族性なのだと思うわけであります。

      いろいろ思うところはありますが、中華系のかたは、それなりに合理的ではありますが、究極とは言えません。アイデンティティを捨てられない。それが中華なのだと思うこともあります。

      少しずつでも、伝えたいことが伝わって、よいところを残しつつも、いろいろなところでちゃんと適応できる「じゃぱねすくたいわにーず」になってくれればと切に願う今日この頃です。

  2. 私の妻は日本人ですが似た様な感じですよ。文化というより性格という感じがします。
    私は同じような喧嘩を何度もしながら14年も経っちゃいました。
    忍耐にも限界があるので、子供が出来る前にしっかり話し合ったほうが良いですよ。

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