家庭菜園。
好きな方以外、普通ならしません。
だって、手間がかかるんでスモン。
今年4月。
つまから突然のミッション指令が。
つま 「今年トマト植えるよ」
わたくし「真的嗎?」
つま 「真的」
わたくし「面倒だよ」
つま 「植えるの。がんばって育てようね」
ホームセンターにでかけ、トマトの種と枝豆の種とプランターと土を買ってきたわたくし。
つま 「枝豆、頼んでない」
わたくし「………ほらだって」
つま 「頼んでない」
つまの中での枝豆は、スーパーの冷凍食品。
数種類並ぶ冷凍枝豆の中から産地を確認。
台湾産を必ず買ってくるというこだわりよう。
はじめのころは、温室化したロフトに生後数ヶ月になるむすめと一緒に来て、芽が出たとか伸びたとか、一喜一憂していたつまですが、いつからかそれほど興味を示さなくなり、わたくしが面倒を一手に引き受けることに。
意外と育つもので、温室から外の世界に出そうと決めた7月。
屋上のベランダか、1階の玄関横かつまと一悶着。
結局、わたくしが主張した屋上のベランダに出すことに。
8月中旬頃からトマトを収穫し始めたのですが、定期的に催促が。
つま 「最近、トマトないね?」
わたくし「あなたも採ってはいかがですか?」
つま 「わたし………子育て忙しい」
わたくし「トマトを育てたいって言ったのあなたじゃない?」
つま 「えっ?」
わたくし「えっ?」
自分がトマト植えると言ったことなど、すっかり忘れているのであろうつま。違うぞ、つまよ。君がトマト植えたいって言ったんだぞ。
わたくし「あなた、もしかして………」
つま 「そんなわけないじゃない。枝豆解凍するか?」
話そらした。そらせてないけどそらした。
そんなわけ、あるじゃない。
わたくし「………本当か?」
つま 「ほんとほんと。でも、買ったほうが安かったね」
あっさり飛び出したNGワード。
暗黙の了解などあったもんじゃありません。
このへんは台湾人らしいところか。
最近は、毎日収穫しています。
少し赤くなったトマトを収穫し、しばらく放置。
赤く染まるトマト。
収穫はまだ続く。