バレンタインデーに思い立ってプレゼントをあげてみたが、台湾人妻に返り討ちにされた件

絶望の淵棒人間

先日、情人節(バレンタインデー)の記事を。
思い立って、台湾式にプレゼントを渡してみたのですが。
やはりといいますか。

つま  「何これ?」
わたくし「バレンタインデーですので」
つま  「誰から?」
わたくし「わたくしから」
つま  「何のために?」
わたくし「情人節ですので」

一つ前の記事で、我が家のバレンタインデーが日本式なのはお伝えしたとおり。

年に三度ある情人節第一段は『バレンタインデー』。でも我が家は日本式でラッキー

記事を書いているときに思い立ったのです。
台湾式に何かプレゼントしたら、どうなるんだろうと。
もしかして、喜ばれてしまうのではないかと。

高額ではないが、ほっこりとこころ温まるサプライズ的プレゼントを求め、近くのお店へ。
もちろん、計画性もなく、行き当たりばったり。
ギフト用に包装もしてもらい、自宅に戻ってから渡します。
そして、冒頭のやりとり。
もちろん、『ありがとう』はありません。
がさごそと包装を開け、中からシルバーのオブジェをつまみ上げるつま。

つま  「これは何?」
わたくし「鉄のにわとり」
つま  「何に使うの?」
わたくし「んっ?」
つま  「どうするのこれ?」
わたくし「んっ?」

使い道なんて飾るしかないのです、オブジェですから。
彼女が言いたかったのは、「この文鎮にもならない鉄くずは何だ?」といったところなのでしょう。
もしプレゼントがにわとりだけならば、絶望の淵にとっくに転げ落ちているわたくし。

絶望の淵棒人間

にわとりには申し訳ありませんが、この際、捨て駒になってもらいます。
実は、こんなこともあろうかと、保険を。

つま  「これは………ハンドクリームじゃーん」
わたくし「フランス製なんだって」

にわとりよりはテンション高め。
ぬかりない自分。さすが自分。

ユーティリティーに消えるつま。
さっそく使うのか?
戻ってきたつま。
手には小さな箱がいっぱい詰まったふくろ。

つま  「先週台湾でお姉さんからいっぱいもらってきた」

二段階になっていた絶望の淵。

絶望の淵棒人間

ああ、レフリーまでとばっちりを。
ただ、ただ、ちょっとほっこりとしてもらいたかっただけなのに。

つま  「もうね、これ以上ハンドクリームいらない」
わたくし「そうですね、いりませんね」

やはり、余計なことはしないほうがよろしいようで。
世の日本人男性のみなさま、台湾人女性へのプレゼントは十二分にお気をつけくださるよう。

その後。
つま  「あなたに、チョコレート買ってきたよ」
わたくし「そうですか………」
つま  「ありがとうは?」
わたくし「ありがとうございます。おいしくいただこうと思います」

一ヶ月後のホワイトデー、今から恐怖です。

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