今回は、ひとりでの台湾入国。
いつもならばつまがいるのですが、ひとりで台北まで。
その様子をお伝えしようと思います。
桃園国際空港第二ターミナル。
飛行機を降りてから、長い長い廊下を歩かなければなりません。
動く歩道がずっと続いていますので、利用した方が楽。
案内表示の『入境』とある方向へ歩いていけば問題ありません。
途中係員がいて、サーモによる人の体温を監視している場所が。
わたくし自身ひっかかったことはありませんが、今回先に旅立っていたむすめの体温が高かったようで、呼び止められた模様。
どこから来たのか聞かれ、日本と答えたつま。
熱があるかもしれないので気をつけてください、と言われたそうです。
その後、実家の体温計で計測。
37.4度あったようなので、これくらいの熱を感知できることなのでしょう。
中国では鳥インフルが。台湾でも中国帰りの男性が発症というニュースもありました。
日本もそうですが、このようなことは水際で食い止めることが重要です。
中国からの便と到着が重なったときなど、いつも以上に注意して見ていると思います。
呼び止められたら、おそらく体温が高いと言うことですので、係員の指示に従ってください。
入国カウンターを何事もなくパスし、スーツケースを回収。
ロビーに出ました。人はまばら。
桃園国際空港から出るにはいくつかの方法があります。
ツアーの方は、旅行会社が手配しているバスが待っていると思いますので、問題ないでしょう。
航空券だけの方は、何らかの方法で空港から目的地へ出なければなりません。
一番安価なのは、客運バス。
空港から、台北や桃園、板橋、中壢、彰化、台中行きのバスがあります。
台北行きですと、
国光客運というバス会社の『国光号』があります。
※すべて2013年6月1日現在
●台北駅行き 1819路線
15-20分間隔 台北駅まで片道125元 所要時間50分
●松山機場(空港)行き 1840路
20-25分間隔 松山機場まで片道125元 所要時間55分
別に、同じく国光客運の『中興号』というバスもあります。
国光号とは違い、台北市内でより多くのバス停に止まります。
高速道路を降りて、重慶北路、民権東路を通りますので、その途中で降りられる方は、こちらが便利かと。
最終的には、松山空港まで行くバスです。
●台北市行き 1841路
20-25分間隔 台北市まで片道83元 所要時間60分
ほかのバスや、バスの停留所などをごらんになりたい方は、下記URLよりご覧いただければと。
http://www.taoyuan-airport.com/japanese/Buses/
ちなみに、台湾高鉄を利用される方は、台湾高速鉄道桃園駅までシャトルバスが出ています。下記よりご覧いただければと。
http://www.taoyuan-airport.com/japanese/hight-speed-rail
さて、バスのチケット売り場を目指します。
桃園国際空港第二ターミナル1Fマップ
※画像をクリックすることで拡大
ロビーに出て右へ。
右に曲がって、突き当たったあたりから、歩いてきた通路を撮影。
突き当たった先に郵便局があるのですが、その上に案内表示が。
『客運巴士』の方向へ進むため、右折。
右に曲がって撮影した写真がこちら。
人が少ないので多少不安になりますが、どんどん進みます。
しばらく歩くと、左手にバスのチケット(切符)売り場を発見。
国光客運のカウンターは、向かって左から二番目。
赤枠で囲われているのが国光客運カウンター。
拡大します。
運行しているバスが掲示されています。
手書きで、『1840 桃園国際空港→松山機場 125元』と書いたメモを女性の窓口スタッフに見せます。
「125元」と日本語で言われましたので、おそらく、数くらいの日本語はできる方だったのかもしれません。
おそらく、書く物も書かれる物もなかったら、こう言っていたことでしょう。
わたくし 「ウォ、シャン、チケット………イーバースーリン………ソンシャンエアーポート(我想チケット………1840………松山エアポート)」
このカタカナ中国語のカタカナ英語混じり、でも何とか通じたかもしれません。
ですが、バス番号と行き先を書いた紙を見せた方が早いと思います。
125元を支払いチケットを。
チケットには、手書きでバス出発時間が記載されていました。
バス停で待ちます。
今回は、がんばって写真を。
レンズカバーを外してバス停にカメラを向けます。
何も見えません。
そうです。
湿度が高いためか、レンズが曇っているのです。
拭きながら撮影しましたが、拭いては曇り、拭いては曇りの繰り返し。
少し見にくいところはご容赦を。
バス停には三人の男性係員が。
チケットを見せると、英語で2番乗り場を案内されました。
そして、スーツケースにシールを貼られました。
そして、別にシールをもらいました。
松山機場(空港)行きの2番乗り場がこちら。
台北駅行きは3番乗り場になります。
3番乗り場がこちら。
横っ腹に三つのトランクがあるのを覚えておいてください。
しばらくすると2番乗り場にバスが。
乗車しようとすると制止されます。
バスの番号を見ると『1841』。
違うバスです。
出発1分前に『1840松山機場』行きのバスが来ました。
再びチケットを係員に見せ、松山機場と印刷された箇所を指さします。
スーツケースをトランクに入れるためです。
降りる場所によって、スーツケースを置く場所が決められている模様。
乗車したバスでは、トランクが三カ所(上写真参照)に分かれており、向かって一番左側のトランクにスーツケースを置くよう指示されます。
そして、乗車。
ここで後ろから日本語が。
係員 「おい!」
わたくし「?」
振り向くと若い係員が。
係員 「チケット」
運転手の手にはチケットが。
胸ポケットからチケットを出し運転手へ渡します。
閉まる扉。出発するバス。
窓の外には、「おい!」と声をかけてくれた係員。
迷惑かけてごめんよ。でも、おい!ははないだろう。
消灯する車中。
途中下車される方は、降りる際に、トランクに荷物がある旨を運転手に伝えてください。
桃園国際空港で係員からもらう荷物番号が記載された紙を見せてもいいかと思います。
若い係員に「おい!」と言われたこと以外、何とかなった桃園国際空港からのバス乗車。
次は、運転手にチケットを忘れずに渡そうと心に誓ったバス乗車体験記でした。