あけましておめでとうございます。
2014年初稿となる今回。
いつも通りの小言。
子どものお風呂係はお父さんの専売特許。
そんなご家庭も多いと聞く昨今。
我が家は違います。
わたくしは子どもたちをお風呂に入れることがありません。
上の子も、そして下の子も。
理由はないのですが、なぜかそうなのです。
わたくしの役目は、子どもがベビーバスを卒業するまで、子どもの頭を洗う際におしりを押さえること。
そしてバスタオルを広げ、子どもを受け取り、つまに渡し、ベビーバスの後片付けをすること。
それだけなのです。
昨日のこと。
下の子のお風呂タイムにちょっとしたいざこざが。
最近、質問形式がブームなのか、やたらと質問口調が多いつま。
己の欲求が決している、またはすでに決まっている行動にもかかわらず質問で返されているわたくし。
たとえばこんな感じ。
わたくし「午後からどこか行きますか?」
つま 「スーパー行くか?」
わたくし「………」
聞かれても困るわけです。
わたくし「午後からどこか行きますか?」
つま 「スーパーに行きたい」
わたくし「あい、よろこんでー」
こうなるほうがすっきりするというか何というか。
こんなことがどれほど続いているのか。
覚えているわけではありませんが、そろそろ限界。
小さなバトルを勃発させてみます。
つま 「你的娘(あなたのむすめ)、お風呂いれるか?」
わたくし「………別にいれなくてもいいんじゃない」
つま 「………」
もちろん表情はこれ。
つまの腕に抱かれたむすめも同じ表情。
むすめよ、お前もか。
くじけそうになりますが、今回ばかりは負けるわけにいきません。
わたくし「あなたはむすめをお風呂に入れたいわけですよね?」
つま 「そうですが、なにか?」
わたくし「じゃじゃじゃあ、ほかに言い方ってものがあるでしょう?」
つま 「んーーー」
しばらく思案するつま。
つま 「二人でお風呂入れたら楽しいじゃん。お風呂入れるか?」
わたくし「………」
ちがう。何かが違うぞ、つまよ。
斜め上いってるんじゃないのか、それ。
わたくし「別に楽しくないから、いれなくてもいいんじゃない?」
つま 「………言うね? そういうこと言うね?」
もう無理。
勝てないことを悟るわたくし。
つま 「早く、お風呂入れるよ」
びよーんと差し出されるむすめ。
受け止めるわたくし。
小さくつぶやきます。
わたくし「その一言が欲しかっただけなのに」
つま 「何か言った?」
わたくし「いえ何も」
しばらく続く質問返し。
日本語がまだまだ未熟だからと思いたい今日この頃。